2021年7月IoTを生涯学習に『子ども未来ラボ』第二回を東部公民館にて開催

2021年7月 千葉県流山市東部公民館にてIoTに触れる機会を提供する『子ども未来ラボ』2回目を開催しました。
今回は、ロボットトイtoioとロボットアームDobot、センサーコントロールをmicrobitで行いました。
参加者は各グループに分かれて時間を分けてそれぞれの体験をしました。

当日、人気だったロボットトイtoioは「もっとやりたい。」という声がとても多かったです。
小学低学年から中学生までか色々な使い方をしながらプログラミングに取り組むことのできるtoioは、
流山の中学校に導入が決まっています。

今回もっとやりたかった子ども達も、学校でいつか使えるタイミングがあると思います。

また、1回目でも体験をしたDobotは、今回ペンで図形を描くプログラミングに取り組みました。
五角形を座標位置をつかって描いた後、同じ座標を入れ替えて星形を書きます。

ビジュアルプログラミングScratchと同じような画面(ブロックリー)でプログラミングできるのが特徴です。
生産工場などで使われているロボットを子ども達も触ることができます。

今回も、控室にもさまざまなツールを用意し、ロボットを動かすにはどんな工夫をしなくてはいけないか手を動かしながら体験をしてもらうコーナーを作成。

終了後のアンケートでは、

「ロボット世界のサバイバル」と同じことができた。」

「今までで一番わかりやすかった。」

「もっとやりたかった。」

などの感想がありました!

このイベントは、千葉県内のシビックテック団体アライアンスCivicTechZenChibaのメンバーも参加してプログラム作成をしています。
市外でも興味を持った方はぜひ参加してみてください。

※未来ラボは、感染症対策のため施設の空き状況などに応じて少人数、時間制で開催をしています。

2021年4月IoTを生涯学習に『子ども未来ラボ』公民館にて開催

2021年4月 千葉県流山市東武公民館にてIoTに触れる機会を提供する『子ども未来ラボ』を開催しました。

当日は、Dobot Liteを利用し子ども達が実際にプログラミングしながら目の前のものをロボットを使って動かしました。

 

控室にもさまざまなツールを用意し、ロボットを動かすにはどんな工夫をしなくてはいけないか手を動かしながら体験をしてもらうコーナーを作成。

終了後、アンケートを取るコーナでは、目の前の小さなものをより大きく立体で見る合成電子顕微鏡を設置。子ども達一人ひとりの興味の持ちどころや得意なものが異なるので色々な体験をしてもらい興味を持ってもらうきっかけ作りをしました。(子どもが書いた線の上をトレースして走る。指示がきちんと読めるか繰り返し書き直して試す姿も)

アンケートには、「また参加したい」「もっとやりたかった」など子ども達自らが書いてくれていました!

※未来ラボは、感染症対策のため施設の空き状況などに応じて少人数、時間制で開催をしています。

Code for なんでやってんの…?

Civic Tech Summit にいって

先日、CivicTechSummitが開催されました。代表、白澤も参加してきました。
金沢まで、東京(大宮)から150分!!!なんて近いんでしょう(麻痺)(*^^*)

金沢では、市長がオープンデータ、シビックテックに超ノリノリで、羨ましい限りでした。
(ちなみに流山は、オープンデータでは先を行っていたのですよ!!本当に全国に誇ることができるくらい!)

今回のイベントの前日も、各地のCivicTechに関わるメンバーが集まり、イベントは3日間もありました。
本当に、熱を帯びたという表現がふさわしい3日間だったと思います!∠( ゚д゚)/

今回の内容をまとめると、大きくCivicTechが二派に分かれてきているように思いました。

  • 一つは、地域課題を情報技術で解決する人の立ち位置を明確化し、一つの役割として確立させていこうという動き

(Code for Japanが進めている、STO(Social Technology Officer)に見られる)

  • もう一つは、自身が課題保有者となって(一人称で)課題解決をしようという動き


どちらも、様々な経緯を辿った方々がお話しされていたので、説得力が有りました。

 

流山では…

2〜3年前まで、前者の動きに重きを置いて活動をしていました。

ですが現実には、課題を持っている地域団体は基本的に慢性的に資金不足であり…
ITへ資金を投じることはかなり難しいのが現状でした。

また、流山市は人口18万人、市の予算も限られているということで…(以下同文)

 

問題当事者になることにより、課題がわかりやすくなる

そこで本年度から、後者の一人称活動を継続してきました。
CoderDojo Nagareyamaの活動を開始したのもそこからでたものでした。

自分たちがほしいものを作る

自分たちが使いたいから続ける

自分たちが一番の利益享受者だ

こんなフレーズが頭のなかをぐるぐるしてますw

 

活動自体がボランティアとはちょっと違う

地域のボランティア活動で、我々現役世代の継続が難しくなる瞬間、それは、

「何のためにやっているのか」が見えなくなる

今までの地域活動に参画をすると、どうもしっくりこないという方がお話しをされていました。

我々、Code for の活動で他の地域の方とも一致したことっそれは、

「活動自体がボランティアとはちょっと違うんです」

CivicTechと言われる中でも、Code foは慈善事業に近い活動をしています。

ですから、課題があって課題を解決することが目的ですが、それと同時に自然と効果測定もされているのではないかと思います。

実際に利用されているのか

マネタイズできているのか

そんな議論をよく聞きます。

 

Code for NAGAREYAMAのこれから

一通り活動を振り返ってきましたが、年の瀬も迫ってまいりましたので、これからの活動の位置付けをしてみました。

ありがたいことに流山は人口流入が進み、子育て世代、子どもが急増しています。

そこで、Code for NAGAREYAMAでは、

 

  • 多様な意見やアイディアが育つ環境を創る
  • 地域の子ども達が多様で豊かに育つ環境を創る
  • 地域の課題を、IT技術を利用して解決する人材を増やす

を目指して、活動を進めていきたいと考えています。

問題当事者になることにより、課題がわかりやすくなる

活動自体がボランティアとはちょっと違う

皆さんの活動のきっかけになればいいなーと思い、書きました(*^^*)

良いお年をお迎えください!

保育園マップ:リビング柏掲載のご連絡

Code for NAGAREYAMAは、流山市の保育園データを利用して、保育園マップを作成しております。

流山市では行政のデータのオープンデータ化を推進しており、この度リビング柏にて、取り組みが記事となりました。

http://mrs.living.jp/kashiwa/town_news/article/2520299

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流山市保育園マップ

来週以降の保育園のマップも表示が可能となり、一層市民の方が使いやすくなったと思います。

是非、ご参考になさって下さい。

グラフィックレコーディングで子供のSNS問題を考えてみました

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今や子供が当たり前のようにスマホを持っています。
ある調査によるとスマホの所有率は小学校高学年が38%、中学生は76%、高校生は98%にもなるそうです。
そしてLINEのようなSNSを使ったトラブルも増えています。
LINEによるいじめ、出会い系被害、わいせつ画像の流出など。
スマホは便利な反面、リスクも高くなります。

Code for NAGAREYAMAではグラフィックレコーディング(グラレコ)を用いていじめ問題を考えるワークショップを行いました。
それに続き、子供のSNS問題についてもグラレコワークショップを開催したのです。
「地域の大人が何かできないか?」たくさんのアイディアを出していきます。
メンバーは前回と同じです。というか、続けてやりました。
途中、休憩を挟むも、ほぼ4時間ぶっ通しでした(汗)
参加者、レコーダーの皆さん、本当にお疲れ様でした。

まず冒頭は本ワークショップの企画・コーディネーターをつとめる入谷(本ブログ筆者)がSNS問題の現状について説明し、参加者と共有しました。
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SNSの特性(匿名、隠ぺい、記録、拡散)がSNSでのトラブルを招く元になっています。対策としてフィルタリングや利用時間制限、ネットモラルやリテラシーの教育などが実施されていますが、本当に効果が出ているんのか?それが適切なのか?という疑問が残ります。

5人ずつ、2グループでワークショップ開始です!
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「そもそも子供にスマホを持たせるべきなのか?」
「持たせた以上はしっかりと親が責任持ってリスクを教ないといけない」
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参加者の中でダントツ最年少、まだ大学を卒業したばかりの小舘さんは自身の体験を元に意見を出していただきました。
2回目ということもあり、皆さんも慣れてグラレコが出来上がっていくスピードが早くなりました。

出来上がった2つのグループのグラレコを紹介します!
向かって左側が前半の意見を出し合った内容、右側がアイディア(ピンクの風船)です。
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このグラレコを見た皆さんの感想をお待ちしております!

グラレコを作って終わりではありません。
このグラレコを風船にように飛ばします。
グラレコをTwitterやFacebookなどのSNSで拡散してください!
このブログでも、グラレコの画像データでもかまいません。
SNS問題に対してこういうアイディアもあるよ!と発信していきます!

Code for NAGAREYAMAではこのグラレコの中の1つのアイディアを実現する試みをスタートしました!
随時、このブログでご報告していきます♪

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グラフィックレコーディングを担当してくださったレコーダーの方です。
和田あずみさん
松井大さん
松永奈菜さん
水谷みなもさん
中村佳奈子さん
ありがとうございました!

お忙しい中、ワークショップに参加してくださった10名の方々にも感謝いたします。
ありがとうございました!

 

グラフィックレコーディングを使っていじめ問題を考えるワークショップを開催しました

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みなさん、5月5日のこどもの日はお子様と楽しく過ごせましたか?
こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」という趣旨なんだそうです。
知らない方も多いのではないでしょうか?
お子様は毎日幸せに過ごせているでしょうか?

世の中にはいじめによって幸せが奪われ、自ら命を絶つという子供がいます。
いじめは子供の人格形成に大きな影響を与え、子供の幸せを奪ってしまう深刻な社会問題です。
Code for NAGAREYAMAではいじめ問題について何かできないか?と思い、こどもの日のちょうど2ヶ月前となる3月5日のIODD2016でワークショップを開催しました。

ただのワークショップではないのです。グラフィックレコーディング(グラレコ)という手法で、話し合っている内容をグラフィックで表現します。話合いに参加した人はもちろん、話し合いに参加できなかった人も何が話し合われていたか一目瞭然!
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参加者はママ、パパ、いじめ問題に関心がある地域の方。お寺の住職もいらっしゃいました。
「ママやパパ、地域の大人が主体となって何かできることはないか?」
みんなでアイディアを考え、その結果がグラレコになりました!

まず冒頭に子供の問題に取り組み、保護司もされている流山円東寺住職の増田さんのお話。増田さんには話し合いにも参加していただきあmした。
そして本ワークショップの企画・コーディネーターをつとめる古水さんがいじめ問題の現状について説明し、参加者と共有しました。
そのグラレコがこちらです。
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増田さんからは、悩みを抱えている子供の様子、過去のいじめ事件とその発生のメカニズムについてお話がありました。
古水さんは、自身の子育ての中での体験、学校でのいじめの現状、いじめの線引きの難しさについて説明。学校まかせで受身にならず、保護者や地域の大人がいじめ問題について何か取り組めないかという課題提起をしました。

さあ、5人ずつに分かれて2つのグループがワークショップを開始です!
運営側も初めての取り組みなのでどうなるか検討もつきません。未知の世界です。
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当初の予定していた時間を(かなり)オーバーし白熱した議論が展開されました。
自分の子供の話だけではなく自身の子供の頃の体験も含め
「いじめはなぜ起こるの?」
「いじめをされる側、する側はどんな気持ちなだろう?」
「先生はどういう対応したの?」

多くの意見が出され、グラレコが作られていきます。

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そして意見が整理されたグラレコを見ながらアイディアを出していくのです。
「学校や家庭以外で相談できる場所は作れないかな?」
「未然に察知できるようにもっとみんなでコミュニケーションしてつながれないかな?」
「子供が地域の人と触れ合ってストレス発散できればいじめも減るんじゃないかな?」

色々なアイディアが出ました!

出来上がった2つのグループのグラレコを紹介します!
向かって左側が前半の意見を出し合った内容、右側がアイディア(ピンクの風船)です。
参加者の似顔絵とプロフィールもあるので、話し合ってるイメージが思い浮かびますね!
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このグラレコを見た皆さんの感想をお待ちしております!

グラレコを作って終わりではありません。
このグラレコを風船にように飛ばします。
グラレコをTwitterやFacebookなどのSNSで拡散してください!
このブログでも、グラレコの画像データでもかまいません。
いじめ問題に対してこういうアイディアもあるよ!と発信していきます!
そしてこの中のアイディアを1つでも実現することが、このグラレコワークショップのゴールなのです。
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世の中から少しでもいじめがなくなり、幸せに生活を送る子供が1人でも多く増えることを願っています。

実はこのグラレコワークショップ、もう1つテーマがありました!
「こどものSNS問題」についてです。
近日中にアップしますね。

最後にグラフィックレコーディングを担当してくださったレコーダーの方を紹介します。
和田あずみさん
松井大さん
松永奈菜さん
水谷みなもさん
中村佳奈子さん
(集合写真撮り忘れた。。。。)
ありがとうございました!

お忙しい中、ワークショップに参加してくださった10名の方々にも感謝いたします。
ありがとうございました!

IODD2016開催報告《レゴプログラミング体験》

<< 小学生向け、プログラム体験を実施 >>

Code for Namageryamaでは、CoderDojo Kashiwa、江戸川大学の協賛を得て、小中学生向けにLEGO Mindstorms を利用してのプログラム体験会を行いました。

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下は3歳から小学生高学年まで、20名ほどの子供たちが参加してくれました。
最初は小学生にJava?という疑念を感じながら企画を行っていましたが、”コードを理解できなくてもよい” “上手にマシンが動かなくてもよい” “初めての体験を楽しんでもらおう!” といったスタンスで、CoderDojo Nagareyamaのメンターと共に楽しむことが出来ました。

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・ 初めてさわるキーボードに戸惑いながらも、一生懸命コードを打ち込む小学生低学年の子供
・ 見たことのないJavaのコードでも、自分たちで一生懸命考え試行錯誤している子供
・ パソコン自体理解できなくても、どうやったらLEGOの車が動くのかとメンターと一緒に考える3歳児
・ 子供と一緒に考えているうちに、子供以上にのめり込む保護者など、、、

短い時間での体験になってしまったため、参加された子供たちからは終了を惜しむ声もたくさんいただきました。

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千葉県東葛地区では、CoderDojo Nagareyamaを始め、CoderDojo Kashiwa、CoderDojo Kashiwa-no-ha の3箇所で小中学生向けのプログラミングイベントを毎月実施し、たくさんの子供たちが参加しています。
小学生にはまだまだ難しいプログラムですが、自分がやってみたいことを実現するためのツールとして活用し、そこから新しいことを学んでいけるような場を提供していきます。

流山 保育園マップ 「空き状況」検索リリースしました。

 

 

流山市の空き状況ページhttp://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/19/159/028025.html

を、保育園マップに反映し、

空き状況を検索できるようにしました。

 

使い方

  1. 保育園マップ_空き状況_1
  2. 流山_保育園マップ___Code_for_Nagareyama
  3. 流山_保育園マップ___Code_for_Nagareyama

特徴

  • 年齢ごとに保育園を検索できる。(例:1歳の検索や、1歳かつ3歳の複数年齢検索も可能)
  • 保育園アイコンをクリックすると、「空きあり」「空きなし」が表示される

 

是非お試しください!

「流山 保育園マップ」はこちら  http://code4nagareyama.github.io/papamama/

 

 

※最新情報は流山市へお問い合わせください。