IODD2016開催報告《サイトユーザビリティー:流山市HP編》

サイトユーザビリティーは、流山市のHPを確認するグループと、柏市のHPを確認する2テーブルで行いました。

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「35歳女性、保育園に通う3歳児がいる」というペルソナを設定しました。

ペルソナに基づき、以下の項目についてホームページを尋ねてみました。

・予防接種

・公園情報

・病時保育

・がん検診

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それぞれ、情報としては検索する事ができました。(パチパチ)

が…

・メニューから順を追って辿れるものと、辿れないものに差がある

・サイト内検索に頼らないと見つけられないものが多い

・外部の検索機能を利用しないと発見が難しい

・PDF での提供のものがあり、外部から検索でヒットせず、見つけ辛い

・病院自体へのリンクとなっていないため詳細情報の確認がスムーズに行えない

といったところが気になりました。

例えば、

《予防接種》の

・ 成人(高齢者)向けのもの→ 割りとスムーズに見つけられる

・子供向けのもの→ たどり着けず「日本脳炎」という特定キーワードでサイト内検索を行うと PDF が見つかる

という状況を、統一感を持たせる。

《病院一覧》を

病院ごとのHPにリンクを貼る。

《住所がある情報》は

自宅からの距離など位置情報が有意義な情報となるので、地図が見られるようにする

などなど、少しの機能の違いが使いやすさにつながると思いました。

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余談ですが、

《病時保育》

今後の目標として掲げてはあるのですが、情報自体が無く、実装が待たれる状況でした。

…「病時後保育」はあるため、とっても残念でした。

Code for Kashiwa は、これらの結果を提案書としてまとめ、Code for Nagareyama を通じて流山市へ提出する予定です。

流山市のホームページは、

利用勝手としては、ユーザーフレンドリーであり、段組や項目分け、利用する言葉などが優れています。

にも関わらず、不足点が散見されるため、これらの点を改善することでよりよいものになると思われます。

流山市のホームページは、有益な情報があることさえ市民に喧伝されれば、これまで以上に利用価値の高いものとなると思います!!

IODD2016開催報告《サイトユーザビリティー:柏市HP編》

『市のホームページの使い勝手向上のため、カスタマージャーニーによるサイトチェック:柏市編』

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【ケース①】

「3歳児を持つ母親が、予防接種を受けさせるためにどこに行けば良いか、何をすれば良いかを調べに来る」

との設定はしたものの、そもそも母親になりきるはずのメンバーがみんな40代男性!

全く予備知識がなさすぎたため、急遽五児の母に参加してもらい、サイトを訪れてみる。

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<結果>

・ママは、母子手帳や郵送物の情報を読んで予備知識があるため、最終的な目的は難なく達成できる→○

・一方、母子手帳ってそもそも何が書かれているのかわかっていない男性陣は、単語の意味自体がわからず、それを補足する説明や動線がないのでチンプンカンプン。汗

「これでは子育てに協力しようにも何もできないね」という意見も。汗汗

【ケース②】

「それではオジさんも関係する事柄となると、、ガン検診はどう?」ということで、オジさんが健診で悪い結果が出て市の検診等を利用しようとしたケースを想定して訪問。

<結果>

・今は健診を受け付けていない時期らしい。

それはしょうがないにしても、時期が来たら何をすれば良いのか、受付フローの全体像が書かれていないからこのサイト内では目的達成できず。

・申請方法として、電子申請があるそうなのだが、そのリンクに飛ぶと急に「到達番号」というのを聞かれ、頭がパニックに。

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↑あせる。頑張る。あせる。頑張る。あせる。

【ケース③】

気を取り直して、市のホームページを利用するのは「引っ越して来て直後のゴミ出しを調べる事だ」との意見から、引っ越して来て、荷ほどき後に出るダンボールを捨てるため、収集日を調べてみることに。

<結果>

・ダンボールは月2回ということはわかった。→○

・ただし、収集日カレンダーは自治会単位で変わるようで、引っ越して来て地名もよくわかっておらず、自分がどの自治会に属するのかわからないのに、それがわかる情報は載っていない。

【ケース④】

今度は、再度母親になったつもりで、近所の公園を探そうとしてみる。

<結果>

・柏市内にある、週末に行くような大きな公園は見つけられた。→○

・近所の空き地のような公園は見つけられなかった。

【ケース⑤】

時間もなくなってきて、最後にトップページにバナーを貼ってあるマイナンバーの発行について調べてみる。

<結果>

・通知カードが受け取れなかった時の対応はしっかり書いてあり、みんなが「へぇ~そうなんだ」と納得。→○

・ただし、IDカードを発行するには、予約が必要とのこと。受付画面に飛ぶと、「予約番号」というのを求められる。

戻って予約番号とは何か、どこに記載されているものかを調べたが、ついぞ見つからず。

こうして、最終的な目的達成というゴールに対して「0勝5敗」と惨敗の結果。(当社比)

【まとめ】

まず、柏市のホームページは3/1にデザインリニューアルして、以前に比べ格段に見やすくなった。(パチパチパチパチ)

しかし、中身のコンテンツについては手付かずの状態もあると見受けられた。

今回のケースでわかったことは、母子手帳や自治会一覧など、市のHP以外で通知されている情報がわかっていない人は想定に入っておらず、「調べよう」と思ってHPに来ても目的を達成することができないことだ。

せっかくデザインが見やすくなったので、今度は「記事の書き方」の改善で他の自治体に負けないホームページにしてもらうために、提案書にまとめてみたいと思う!

IODD2016 無事閉会致しました

昨日、3月5日、IODD2016を無事開催致しました。

 

本年でCode for NAGAREYAMAは、3年目となりました。

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1年目、2年目は単独での開催でしたが、本年は地域連携を強化すべく、

Code for KASHIWAと共催をしました。

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開催の内容に関しましては追ってご報告申し上げます。

 

 

 

社会連携型pbl研究部会に参加

先日、

経営情報学会・社会連携型pbl研究部会

という研究会がありました。

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会場は、休日で大雨にもかかわらず、実践型のPBLの研究会ということで、学生さん、社会人たくさんの方がいらっしゃりました。

研究内容と、PBLの特性を

経営情報学会社会連携PBL研究部会 春木良且教授

がお話くださり、

実際の、シビックテックに携わっている事例として、

Open Kawasaki 小俣博司氏

Code for TOKYO 矢崎裕一氏、榎本真美氏

鈴木太郎 横浜市会議員

が登壇し、

Code for NAGAREYAMAメンバーの近藤美保(流山市会議員)も、

地域課題について、自身の経験を発表してきました。

 

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発表資料はこちら↓

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(ちなみに、

Code for NAGAREYAMAでは

シビックテック、オープンガバメント等に力を入れている議員さんを、

シビックテック議員と呼びます。(今日から)

 

一般市民が変革しようとしているのだから、議員さんもこの機会を逃す手はない!

市政も、区政も、県政も、都政も、流れをつくる仲間がいれば動きます

他地域の議員さんも是非ぜひシビックテック議員宣言してください!(余談))

 

◇ PBLとは

プロジェクト・ベースド・ラーニングの略で、

課題設定されたものに対して、プロジェクト形式で実行するという学びの体型の一つです。

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◇ 実践

今回は、大学生も含めた8名程度のグループを作り、

社会課題を抽出し、アクションを考えるというワークショップを行いました。

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◇アイディアソンの継続性が課題

Code for NAGAREYAMAでは、IODDという大きなイベントを毎年開催しており、

そこで毎年課題をキャッチアップして、課題解決方法を検討するアイディアソンを行っていたのですが、

継続性が課題でした。

 

そこで、PBLとアイディアソン両方の手法を使って、継続化し効果測定を行っていこうと考えています。

 

⬜︎ アイディアソン

→メリット

・課題設定、課題抽出に適している。

・個々の課題が異なる多様性のあるチームが出来上がった際にイノベーションが生まれる。

・集団での共通の課題を抽出することが可能である。

→デメリット

・アイディアソンを行い課題を設定するという性質がら、仮設に陥りやすい。

・有効性、利点、効果の測定が疎かになりがちである。

 

⬜︎ PBL(プロジェクトベースドラーニング)

→メリット

・あらかじめ課題が設定されている。(課題が出た上で、PBLが始まる)

・課題が何に有効であるかを検証する。

・チームの特性により集団的知性、群衆の知恵の相反する特性が有効に働く。

(集団的知性=「これって、かわいいよねー」「あー、わかるー」)

(群衆の知恵=「1については、◯◯だったよ」「2は△△したことがあるわ」)

→デメリット

・ゴール指向の為、ゴールがあらかじめ想定される傾向がある。

・解のない問題に取り組むことが難しい。

今回、会場運営等ご尽力いただいた、皆様に御礼申し上げるとともに、

Code for NAGAREYAMAでも実践に役立ちそうな学びが沢山ありましたので活用していきたいと思います!

3月5日 Legoプログラミング体験@IODD2016(インターナショナルオープンデーターディ)

3/5(土)13:30~15:30@江戸川大学
LegoマインドストームNXT体験会 参加者募中!!

(参加者フォームはこちら)

https://docs.google.com/…/1Gq_cXHzBrVBhpYwVWHa1HI2nRY…/edit…

子供も大人も大好きなLEGO。
“Coder Dojo Nagareyama” では、そんなLEGOをパソコンから動かすことができる素敵なツールの体験会を行います。

LEGOで組み立てられた車を走らせてみたり、コースに沿ってみんなで競争させてみたりしてみませんか?

プログラム自体はまだまだ子供たちには難しいかもしれませんが、実際のプログラムを見たり触ったり体験することによって、興味を持つきっかけになればと思います。

“Coder Dojo Nagareyama” では、今後この”LEGO mindstorms”を使っての勉強会も検討中です。

Javaというプログラミング言語を使用しながら、Legoマインドストームを動かしてみましょう。
Coder Dojo Nagareyama のメンターがお手伝いします〜!

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(写真は、2月13日の、CoderDojo Nagareyamaの様子)

日時:2016年3月5日(土)

第一部 13時30分〜14時30分

第二部 15時00分〜16時00分

場所:江戸川大学(http://www.edogawa-u.ac.jp/)

対象者:プログラミング体験を行いたいお子様(要保護者同伴)

持ち物:特になし

後援:CoderDojo Kashiwa

(参加者フォームはこちら)

https://docs.google.com/…/1Gq_cXHzBrVBhpYwVWHa1HI2nRY…/edit…

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IODD2016 Code for NAGAREYAMA,KASHIWA

◇日時:2016年 3月5日(土) 13時〜17時
(懇親会を17時30分よりご用意しております)
◇会場:江戸川大学B棟
〒270-0132 千葉県流山市駒木474
http://www.edogawa-u.ac.jp/

◇参加申込

  →お申し込みはこちらをクリック←

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3月5日 IODD2016参加者募集‼︎(インターナショナルオープンデーターディ)

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IODD2016 Code for NAGAREYAMA,KASHIWA

◇日時:2016年 3月5日(土) 13時〜17時
(懇親会を17時30分よりご用意しております)
◇会場:江戸川大学B棟
〒270-0132 千葉県流山市駒木474
http://www.edogawa-u.ac.jp/

◇参加申込

  →お申し込みはこちらをクリック←

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◼ 2016年3月5日、IODD(インターナショナルオープンデーターディ)2016が開催されます。

場所は、江戸川大学。

Code for NAGAREYAMA,Code for KASHIWA 共催致します。

 

IODDは、全世界に開催地が点在をしていて、今年は3月5日に各地点で色々なイベントが行われます。

各地点で、規模もやることも様々ですが、

 

Code for NAGAREYAMAでは、

・アイディアソン →課題を検討したり、解決策を見出す 

・ワークショップ →今起こっていることの共有

・イベント    →体験をしてみる

を行います。

→お申し込みはこちらをクリック←

 

 

是非、ご参加ください〜!

集合写真

昨年(IODD2015)の様子

 

このイベントを通じ、参加いただく皆さんのアイディアを一つの形にしていきたいと考えています。

 

具体的に言うと、(難しくなるかもしれませんが)

・サービスのリリース

・グラフィックレコーディングによる情報の統合

・インターネットによる情報の浸透

・政策提言

 

です。

…うーん、難しいですね。

 

ざっくりとお伝えすると、皆さんが『こうしたらもっとよくなるんじゃないの?」というアイディアをまとめて、

 

「こんなアイディアあるよー!」

と、市に伝えてみたり

 

「これいっしょにつくらない〜?」

と、仲間を募ってみたり

 

「こんなのできたよ!」

と、お知らせしたりしていこうとおもいます。

 

例えば、一人では影響力が1のものがあるとして

それを二人でやることによって、影響力は2

でも、作業は一緒にできるので、負担は1.5でおさまる

 

というような、地域でITを利用して、『新しい事やもの』『今より便利な事やもの』

が生まれる機会を作りたいと思います。

 

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ただいま参加者募集中です

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IODD2016 Code for NAGAREYAMA,KASHIWA

◇日時:2016年 3月5日(土) 13時〜17時
(懇親会を17時30分よりご用意しております)
◇会場:江戸川大学B棟
〒270-0132 千葉県流山市駒木474
http://www.edogawa-u.ac.jp/

◇参加申込

  →お申し込みはこちらをクリック←

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1月9日に第二回目のCoder Dojo Nagareyama を開催しました《活動報告》

1月9日土曜日、流山市生涯学習センターにて、第二回 Code Dojo Nagareyamaを開催しました。

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少しづつですが、
子供達が家で自学できるにはどうしたらよいか。
教える方針をDojo内で統一したらよいのではないか。

 

といった意見が出てきて、回をこなすごとに改善案がでてきています。

地域の人々が自らの手で、地域の子供達の学習の場を築こうとしている姿に、

ジーンとしてしまいました。

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少しづつですが、活動しているメンターのこともお伝えできるようになれればと思います。

 

次回は、2月13日(土)13時〜15時
場所は、江戸川大学です!

 

更にイベントの準備もしていますので、乞うご期待!

Coder Dojo Nagareyamaが始まりました

地域の大人が、子ども達へプログラミングの知識を教える機会をつくろうということで

CoderDojo Nagareyamaが2015年12月12日、始動しました。

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記念すべき第一回目は、流山生涯学習センターで行いました。

限られた資源の中で、どの様な教育の場が設けられるか、ドキドキしながら開催当日を迎えましましたが・・・・
蓋を開けてみると、我々が考えていた以上の反応が!

一つは、子供達の習熟が早いこと
一つは、トラブルを解決するのに、大人達が一致団結していること
一つは、運営側も学びがたくさんあること
一つは、大人も子供も新たな交流が生まれたこと

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どれか一つでも達成できれば、意義があるんじゃないかと始めた企画でしたが、やりがいをじっくりと噛み締めることのできる一回目となりました。

本会では、Scratchというアプリケーションを使用しました。

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初めての事に、一所懸命取り組む子ども達
トラブルに戸惑うメンターを、フォローする仲間
「子ども達が飽きてしまうのではないか」「発表ができない子もいるのではないか」
そんな心配を他所に、堂々と取り組む子ども達
一つの課題に一緒に取り組むと、自然発生的にコミュニケーションを取り始める

大人も子どもも刺激が沢山あったようで、会自体の意義も、しっかりあるのだなと改めて感じました!

まだまだ解決しなくてはいけない課題もありますが、ゆっくり着実に解決していき、地域の底上げになればと考えます。
小さな歯車ではありますが、組み合わさって大きな歯車をゆっくり回し始める最初の音が聞こえました。

コンセプトは
地域の子ども達にプログラミング教育を
地域の大人ができることを
地域の中で新しいものが生まれる瞬間を

毎月第二土曜日13時~開催します。
皆さん、是非ご参加ください!

↓お申込みはこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/1yuHPSkpsM8X3Ctf6ItJP0trCljAutVA2tukOjW47WAo/viewform?usp=send_form

===========Coder Dojo Nagareyama===========

『何をするの?』

初めての子どもでもわかりやすいアプリケーションを使いながら、プログラミングに触れてもらう活動を行います。

『プログラミングを覚えて、何をするの?』

よく聞かれますが、プログラミングを覚えることで、表現をする手段が増えます。
例えば、紙と鉛筆で絵を書くように、プログラミングを覚えて、一つの表現の方法として、手軽にITの知識を使う。
そんな子ども達が、たくさんいる地域になったらいいなと思います。

また、地域の子ども達へプログラミングを教えてくださる、大人の方々も大歓迎です!
『子育てするなら流山』
是非、我々の力で築き上げましょう!!

■FBの公式ページもできあがりました!
https://www.facebook.com/CoderDojoNagareyama/

■対象:小学生、中学生
■定員:7名程度 ※ノートPCをお持ちになると、作業がよりスムーズになります。

■申込方法:下記の申込フォームよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1yuHPSkpsM8X3Ctf6ItJP0trCljAutVA2tukOjW47WAo/viewform?usp=send_form

「ながれやま保育園マップ」を作成しました!

流山市が公開しているデータをもとに 保育園マップを作成しました。

このマップは, 流山市民の有志が、流山市のオープンデータなどから収集したデータと, 公開されている”さっぽろ保育園マップ”のソースコードをもとに作成したものです。

↓画像をクリックすると保育園マップが開きます

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国土地理院 地理院タイル(淡色地図)を利用

↑画像をクリックすると保育園マップが開きます

つかい方

・保育園のアイコンをクリックすると対象年齢、開園時間などの情報が表示されます。

・吹出し内の青色の保育園名をクリックすると各保育園のサイトに移動できます →追加リリース予定

・「背景」から地図の種類を変更することができます。

・地図の中心からのおおまかな距離を示す同心円を表示できます。

データについて

このマップは流山市をはじめとする下記データを元に、2015年6月に作成されました。

最新情報の確認は流山市へお願いします。

【出典】流山市オープンデータ、地理院地図、OpenStreetMap

ライセンスについて

CC-BY-SA 4.0に従う限り自由に二次利用可能です。http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/

ソースコードの著作権はCode for Sapporoに帰属します。 http://www.codeforsapporo.org/about/

マップについて

作成:「ながれやま保育園マップ」作成グループ

マップに関するご質問:code4ngy@gmail.com

最新情報は流山市へお問い合わせください

更新履歴

2015.6.18 正式公開

 

International OpenData Day2015@流山 with 柏 開催報告

去る、2月21日、International OpenData Day2015@流山 with 柏を江戸川大学で行い、総勢113名の参加がありました。
オープンデータ普及促進という目的達成のため、市民主導で様々な企画が提案され、バラエティ豊かなイベントになりました。

それぞれのイベントレポートはこちら。

  1. ウィキペディタウン流山(参加者:19名)
  2. アイディアソン(参加者:19名)
  3. ハッカソン(参加者:7名)
  4. エンジニアの卵を育てる レゴロボットプログラミング体験(参加者:70名)
  5. その他

集合写真

1.ウィキペディタウン流山

開催日時: 9:00〜17:00
参加者:19名
レポート:嘉村 哲郎氏(東京藝術大学研究員)

ウィキペディアタウン流山は『まちあるき×地域文化「流山の文化情報をオープンにしよう!!」を副題に掲げ、NPO 流山史跡ガイドの会の協力を得て街歩きを実施しました。
訪問場所は、事前に NPO 流山史跡ガイドの会から提案が行われ、当日の午前中に千葉県発祥の地や新撰組近藤勇陣屋など重要な場所を含めた流山市本町から江戸川土手近辺までを約 2 時間半程度、15 カ所を訪問。

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午後は 13 時半より同市内 IODD2015 の会場でもある江戸川大学に移動し、3 グループに分かれて訪問場所の文献調査および Wikipedia の編集を行いました(会場は江戸川大学の PC ルーム)。

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文献調査は、事前に関連があると思われる書籍や地域史研究の報告書等を大学図書館および市立図書館から借り入れました。
Wikipedia の編集は、高久雅生氏(筑波大学准教授)を招き、編集に関する心構え、記述方法などのレクチャーを頂きました。

今回、参加者の年齢層が 10 代から 70 代と幅が広く、世代間のコミュニケーションが懸念されましたが、長年地域に密着してきた方が過去の情報を若年層に伝えるなどの場面が見られました。
また、あるグループでは Wikipedia 記載直前に文献調査でまとめた情報の検証を行った結果、曖昧性が多数みられることから記事の掲載を見送るなど、参加者間での能動的学習もみられました。
文献調査では、訪問した場所に関する史実や典拠情報を見つけることに時間を要しましたが、最終的には 3 件の記事を投稿し参加者全員がWikipedia に記事および写真の掲載を体験しました。

ウィキペディア編集項目
http://ja.wikipedia.org/wiki/葛飾県印旛県庁跡
http://ja.wikipedia.org/wiki/六部尊_(流山)
http://ja.wikipedia.org/wiki/呉服新川屋店舗

2. アイディアソン(開催日時:13:00~16:30)

a)流山の子育てをもっと楽しくするアイディアソン

参加者:6名
レポート:大久保 貴史氏(会社員)

子育て支援チームは、現役ママさん3名、大学生2名(男女)、ファシリテーター1名というチームです。

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まず最初に議論内容の設定を行いました。

・ ママさんを主役として生の声をいかす
・ テーマはオープンデータにとらわれず「子育て」全般としてイチから考える
・ アウトプットは単なるアイデアではなく具体的なサービスのイメージができるところまで持っていく


ママさんが抱える問題はとにかく時間がないこと。
原因は
「簡単に解決できることでも情報がわからない」
「家事を省略することに対する罪悪感などから解決策を躊躇してしまう」こと。

これを解決するための「子育ての森」というサービス及びサイトのアイデアに作り上げることが今回のアイデアソンのゴールとなりました。
ただでさえ普段から会議慣れをしていないママさんや学生で、問題からサイトイメージまでを時間内にやりきるのはチャレンジでしたが、最終的にはママさんの声を凝縮した質の高いアイデアに仕上がり、チームみんなで大満足でした。

 

b)議会改革のためのアイディアソン

参加者:9名
レポート:山寺 恭平氏(大学生)


議会改革チームは、学生4人、流山市民2名、子ども1名の計7人に、流山市議会議員の松野豊氏と、全体統括である谷川正継氏がアドバイザーに入りました。

議会改革を話し合うにあたり、参加者の議会に対するイメージをいくつか挙げてもらったところ、よくわからない自分から遠い存在である、不正や政治資金の問題などの悪いイメージがある等があげられました。他にも政治に関する問題として、若者をはじめとする投票率の低下もあげられました。
これらの問題の原因としては、政治に関して知りたい情報が公表されていない、また、公表されているとしても、その認知度が低いという意見が出ました。

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よって、これらの問題点を解決するために、『議員図鑑(仮)』という、議員、候補者、首長の情報が載せてある公営のウェブサイトをつくってはどうかというアイディアが出ました。議員個人のページには、プロフィール、マニフェストの達成度、共通の質問100個に対する回答、ブログへのリンク等を掲載します。他にも、議員の身長、人気度、個人ページのアクセス数といった、政治に関するものから全く関係ないものまで様々な議員のランキング、他にも、議員の考え方を見やすくした分布図など、多くの人がどんな形であれ政治に興味が持てるような内容を入れます。
しかし、ネットでこれだけのサイトがあっても、知ってもらえなければ意味がないため、このサイトは公営にした方が良いという話しになりました。というのも、テレビ等で宣伝するには、公平・公正なWEBサイトである必要があるためです。
今回のアイデアソンを通して、どうすれば、多くの人がより政治に興味を持ってもらえるか考えることができました。この『議員図鑑(仮)』が実際に作られれば、より議員の活動がわかり、政治家が、何をしているのか、議会で何が議論されているのかが見える化が実現できるのではないかと感じました。

c)自然環境

参加者:4名
レポート:佐藤 あゆみ氏(大学生)

自然環境のメンバーは4人で、江戸川大学現代社会学科の特任教授1名、大堀川美しい水辺づくりの会 理事長1名、イ大学生2名の4名のチームです。
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まずは「熱環境調査」の実態について知るところから始まり、それが流山市の環境政策の3本柱のうちの1つであることがわかった後、学生をはじめとする若者(特に環境政策に対する理解がまだ浅い人)が、流山市の環境政策について横断的に調べる際に、必要なデータや政策のとりこぼれなしに情報を得ることを目的に話が進みました。
私たちがたどりついたのは、「各省庁や自治体が所有していることによって情報元がバラバラであるため、熱環境調査をはじめとする流山市の環境政策に関するデータや政策をオープンデータ化し、それらの情報を一括でみることのできるデータセットをつくる」というアイデアです。また、そのデータセットの存在を周知させる方法として、Twitterなどを利用することも提案しました。そうすることで、流山市の取り組みがよりわかりやすくなり、さらなるブランディングにつながると考えました。

4人という少ない人数で構成された熱環境グループでしたが、ただアイデアを出すだけでなく、そのアイデアをより効果的に活かすことまで視野に入れた提案をすることができたと思います。

3.ハッカソン

開催日時:10:00~16:30
参加者:7名
レポート:田中優花氏、酒本 将幸氏

このハッカソンでは、子育てするうえで大切な施設である「赤ちゃんほっとスペース」を地図上に示し、検索できるアプリの開発を行いました。
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Code for Kashiwaのメンバーなど参加者は7名で、中には高校生や、プログラミング未経験の大学生2名が含まれていました。
終始みんなで和気あいあいとした雰囲気でした。UIチームとサーバサイドチームに分かれ作業を行い、対象年齢で検索できるようなシステムづくりや、詳細情報として場所・住所・電話番号などがわかるように開発を進めました。また、現
在利用可能な施設なのかどうか地図上で色分けがされたり、子供が遠くへ行ってしまうとお知らせしてくれる機能がつけられ、最後の発表会では会場から感嘆の声が上がりました。ちなみに未経験の大学生たちはほかの参加者の方々に教えていただきながら、アプリのロゴや地図のマークなどのデザインを行いました。そして作成の様子はTwitterで随時発信していきました。
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4.~エンジニアの卵を育てる~ レゴロボットプログラミング体験

開催日時:【一部】10:00~11:30【二部】13:00~14:30 【三部】15:00~16:30
参加者:70名
レポート:近藤美保氏

市民主導で行政データの有効活用を考える普及促進が目的であるInternational OpenDataDayのイベント主旨に基づき、データ活用のできるエンジニアの卵を地域から作ろうという背景から、レゴロボットプログラミング体験を3回に分けて実施、70名の親子が参加しました。

冒頭はオープンデータ、オープンガバメントについて「オープンガバメントラボ」で掲載されている内容を紹介、行政サービスにどのようなものがあるかを確認した上で、これまでこれらのサービスは行政がつくり、市民が利用するという構造でしたが、市民とともに創っていこうという流れであることを確認しました。また、オープンデータを利用することで、市民目線の便利で安価なサービスが生まれる可能性があること、その担い手として是非子ども達にプログラミングを体験してみて欲しいという主旨が話されました。
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親子でお掃除ロボットのプログラミングを体験しました。障害物センサーの感度、障害物を検知した時の回転角度などを設定し、教室後部で稼働、プログラムでロボットを制御する方法を体験しました。
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その他


メディア掲載実績

  • 世界同時開催のオープンデータイベント、日本では62カ所の自治体が参加、詳細は「こちら
    ZDNet Japan 2015年02月26日 07時00分
  • レゴプログラミング体験 レポ 「こちら
    moricom 森のまちに住む 2015年02月21日
  • CODE for NAGAREYAMAの未来につながる流山のオープンデータデイ | レゴ・マインドストーム体験会「こちら
    流山市民参加者のブログ 2015年02月22日

100箇所巡りマップを作りました

Wikipediaタウン流山に参加された方が100箇所めぐりマップを作成してくださいました。「こちら

アイディアソンアウトプットのPV

アイディアソンリーダーの谷川さんがアイディアソンアウトプットのPVを作成してくださいました。「こちら